月刊「メニューアイディア」増刊号 『賢く元気な子に育て!親子のための学校給食レシピ集』に、ライスアイランドの 記事が掲載 されました。
見開き二ページの記事の内容は、大麦を学校給食に生かし、子どもの健康維持に役立てる提案です。
大麦は、麦ごはんとして食べられ、昭和の中頃までは、ごく一般的な食品でした。
その大麦には、小麦には少ない水溶性食物繊維のβ-グルカンが、大量に含まれています。
この成分は、飽和脂肪酸やコレステロールの少ない食事と組み合わせると、心臓病のリスクを低減させる効果があるのことが、確認されています。
また、悪玉コレステロール値を下げる効果も認められていて、これは水溶性食物繊維β-グルカンが小腸で脂肪吸収を抑制し、食べ物の消化吸収を緩やかにするため、脂肪への変換を妨げ、コレステロールと結合して、これを体外に排出するためです。
昨今、小・中学校の学童のなかには、極度の便秘で悩む子どもが増えていますし、生活習慣病予備軍ともいえる肥満児がいます。
さらに、大人顔負けの高脂血症や高血糖値を抱える子どもさえ、増えている状況なのです。
そして、これは子ども達だけでなく、その親たちにも当てはまるのです。
こういった、状況を打開するための一助として、給食に大麦を採用することを提案しています。
学校給食は、子ども達の空腹を満たすだけではなく、食育の場でもあります。
私たちの身体は、私たちの食べたもので、できています。
「食」に関する知識と選択する力を養い、一生涯、健全な食生活を実践することができる人間を育てるためにも、学校給食の内容を見直し、麦ごはんがメニューに加わることを望みます。