梅雨の晴れ間の午後、日本福祉大学の教壇に立つ機会をいただきました。
愛知県知多半島の美浜町にあるキャンパスは、海から近く、学舎として環境に恵まれた場所でした。
今回は、張淑梅教授の講義「サービスマネジメント」のゲスト講師として、メインテーマに「食と農と環境」を選びました。
ライスアイランドのビジネスモデル、活動をはじめたばかりの NPO法人アグリツーリズム協会のこと。私がめざす社会企業家について。
ビジネスを通して見えてきた、食料自給率とその問題点。
食料輸入にともない、輸送段階で排出されるCO2の指標であるフードマイレージ。
そのフードマイレージの数値は、日本が先進国のなかで、もっとも環境に負荷をかけていると示していること等々。
それらの問題への提言。そして、ひとり一人が行動を起こせば変革につながること、生活の中ですぐに始められる対策を提案してみました。
嬉しかったのは、受講生の感想レポートの内容。
食料問題や環境問題に対して問題意識が高かったこと。今回の講義をきっかけとして、できることから行動を起こしたいという人が数多くいたこと。
私自身たくさんの気づきを得られました。
今回の講義で一番勉強になったのは、きっと私です。
招いてくださった張淑梅教授、熱心に講義を聞いてくれた学生のみなさんに感謝です。
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