環境問題の草分けで、アースポリシー研究所 所長 レスター・ブラウン氏の講演を聞きました。
開始時間には間に合いませんでしたが、会場の大手町サンケイプラザホールへ急ぎます。定員は600名らしいのですが、その場の熱気でもっと多くの人数に感じられます。
第31回農業環境シンポジウムの基調講演者が、レスター・ブラウン氏なのです。
このシンポジウムのテーマはセンセーショナルにも思えますが、現実はここまで来ているのでしょうか。
題して 「世界の穀物と環境問題 穀物の争奪戦が食卓を襲う!」
レスター・ブラウン氏の発言で印象に残ったことは、日本が果たすべき役割についてでした。
- 日本はコメの自給自足態勢を作ること
- 途上国に対する支援として、コメを主食とするアジアの国々に、小規模農業で日本 が持っているノウハウや技術が活かせること
- 食料と人口のバランスの取れる日本として、人口計画や人口を安定させるノウハウが提供できること
かねてよりファンの私は、講演後、著書にサインをしていただきました。握手をした手は、大きく包み込むような力強さがありました。
尚、この日の講演は、7月21日TV東京で特別番組として放映されるそうです。
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