平泉に来ています。
平安時代後期(11~12世紀)に奥州藤原三代によって築かれた多くの寺院や遺跡が、ここに残っています。
JR平泉駅前から、巡回バス「るんるん」に乗り込み、まずは毛越寺(もうつうじ)へ。
毛越寺には、松尾芭蕉が、源義経等を詠んだ句碑があります。(写真左)
『 夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡 』
この句が収められている 『奥の細道』 平泉の項は、「三代の栄耀一睡の中にして」 で始まり、奥州藤原氏や義経の栄華も夢のようにはかない、と綴られています。
覆堂の中の金色堂は、撮影が禁止されており、お見せできなくて残念です。
金色の建造物といえば、京都の金閣寺が有名。
金色堂は、金閣寺のミニチュア版かと思いきや、屋内でガラスと覆堂に守られている分、黄金の輝きは金色堂が勝っています。
金色堂の豪華な装飾に、奥州藤原氏の栄華が偲ばれます。
中尊寺の広い敷地を散策し、休憩したくなったら、境内の茶店がおすすめ。
つきたてのお餅が小さな器に入り、甘辛七種さまざまな味が楽しめます。
お餅は正月に食べるもの・・・というのは先入観。
岩手県南部地域では、年中行事や季節の変わり目、冠婚葬祭、来客のもてなしに、餅料理を供する伝統があるそうです。
写真のお餅は右奥から ずんだ・あんこ・えごま
中奥から 黒ごま・大根おろし・しょうが
左奥 漬け物・雑煮
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