広い大地、広い空、胸いっぱいに吸い込んだ空気は澄んでおり、環境の素晴らしいこと。
この地で、ライスアイランドの雑穀は今年もすくすく育っています。
あたりを見渡せば、たわわに実をつけた収穫直前の【あわ・ひえ・きび】の穂・穂・穂。
畑でふと気づくと、【ひえ(品種:ダルマヒエ)】の穂にイナゴが留まっています。
昔の田んぼにはイナゴがいっぱい居て、それを採って佃煮にして食べた・・・と子供のころ聞いた懐かしい祖母の話を思い出します。
お客様に安心して食べていただける「ひえ」の生育風景に安堵しています。
今年 「ひえ」 は、健康食として注目されブームになったため、国産ひえが品切れてしまい、お客様にご迷惑をおかけしました。
工業製品ならば、すぐに増産することも可能でしょう。
しかし、春に種をまき、秋に収穫をする、という自然のルールに従う農業の世界では、どうすることもできません。
人は、自然のめぐみを食べて生きていることを改めて認識させられました。
この畑の「ひえ」は、早ければ10月下旬にも店頭に並ぶ予定です。
平成20年産の新米ならぬ【新ひえ】を是非ご賞味ください。
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