女性起業家サミット(APEC Women's Entrepreneurship Summit) に、私は参加しました。
会場の岐阜グランドホテルは、もう何十回と訪れている 地元のホテルですが、ものものしい周辺警備で、まるで別の場所のよう。
ボディチェックに金属探知器検査と、飛行機搭乗なみのセキュリティーチェックを経て、やっと場内へ。
各国の要人を迎え、間違いは許されませんから当然でしょうけど、、。
それにしても、刺激的で充実した一日でした。
会場入りは朝8時半、会場を後にしたのは夜8時半。
着席して目に付いたのは、ツイッター発信のためのハッシュタグ “#apecWES” を 印刷したメモ。
部屋の後ろに並ぶ マスコミのカメラを眺めつつ、個人が即時に情報発信できる時代を 改めて認識。
一日中続く パネルディスカッションに 惹きつけられ、フィリピンやチリをはじめ 複数の国の参加者と交流ができ、実り多い会議でした。
女性起業家が、各国共通で抱える大きな問題は、ネットワークの欠如と 資金調達の困難さ。
女性起業家と産業をつなぐ ビジネスマッチングプログラムの創設や、女性が融資を受けやすい環境づくりなどを 提言した、共同声明が発表されました。
横浜市長 林文子さんの発言には、気づきを いただきました。
「(この場にいる人が)ベストプラクティスを提示し、モデルを作っていくことが大切。」
プロクター・アンド・ギャンブルアジアの Deb Henrettaさんが発言した、ロールモデルのポートフォリオは納得。
「ロールモデルは、一人でなくてもいい。」
「誰もが、イノベーターになれる。」
ひとつ気になったのは、日本の現状。 仕事における 男女格差のない国順位で、日本は 101位 とか、、。
そこに追い打ちをかけるというか 裏打ちをするように、ホスト役である 政治家の残念な発言。
海外の参加者に対し、日本人として恥ずかしい思いをしました。日本は、ここからスタートです。
懇親会では、米国大使館スタッフと談笑しているところに、一人の女性が歩み寄り 会話に加わりました。
フランクな語り口に、てっきり一般参加者かと思いきや、ルース駐日米国大使夫人のスーザンさん。
スーザンさんは敏腕弁護士とのことですが、チャーミングな笑顔が印象的で、人としても魅力的。
ロールモデルにしたい素晴らしい女性に 何人も出会え、ラッキーな一日でした。
彼女達を見習い、肩肘を張らず 自然体で生きつつ、次の世代のモデルになり得る仕事ができることを目指します。
コメント