被災された皆さまに、謹んでお見舞いを 申し上げます。
あまりにもショッキングな映像で、見るたび、胸が締めつけられる思いです。
津波が、家に、車に、田畑に、覆いかぶさり 押し流し進むさまは、コンピュータグラフィックで作った映画のワンシーンのようで、現実とは思えませんでした。
東北地方には 幾人もの親しい農家や友人がおり、どうか無事であってほしいと 祈るしかありませんでした。
岩手県花巻市の伊藤さんは、その時、当社スタッフと 大阪にいました。
伊藤さんは、雑穀栽培のスペシャリストで、北海道をはじめとして各地で雑穀栽培の指導をしています。
ご家族、仲間、地域、圃場(田畑)、気がかりなことが有りすぎて、大阪の地で いてもたってもいられない心情だったことは、容易に推察できます。
一刻も早く帰宅したいのに、今日も花巻空港行きの飛行機は 欠航のまま。
なので、大阪から東京までは、新幹線。
東京から花巻までは、車で当社スタッフが、お送りすることにしました。
伊藤さんと二名のスタッフは、ただいま東北地方を北上中。
東北自動車道は、緊急車両以外の車は通行できませんから、かなり時間がかかりそうです。
直接被害には至らなかったものの、地震の影響は当社にも 次々と出ています。
現在、運送会社各社は、東日本への荷受けを中止しており、ライスアイランド製品をお届けできない状態で、お客様にご迷惑を おかけしています。
社内では、有楽町から帰宅できなくなり 全員一緒に夜を明かしたスタッフ、千葉へ営業に出かけたまま 丸一日東京へ戻れなかったスタッフ。
明日からも いろいろ有りそうですが、私たちが今できることを 粛々と こなしていこうと思います。
写真は、伊藤さんが校長先生を務める 賢治の寺子屋(岩手県花巻市)に 掛かっている額です。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」 宮沢賢治
それぞれの立場で「できること」を考えて、元気な地域が被災地域を支える気概を持つことが大切かなと思います。
気持ちを形に表して、緊急にできる支援として、わずかですが義援金に協力してきました。
中長期的な支援としては、被災地である東北地方の農産物を販売してお金に換え、東北地方に環流させることが、私にできること。
みんなで一致団結して頑張りましょう!
投稿情報: tara | 2011年3 月15日 (火曜日) 午後 06時41分
ペンギンです。本当にテレビで被災地の映像を見るたび胸が痛くなります。私も映画を観ているようでした。悪夢のようなシーン。津波の恐ろしさ・・・あんなにもあっけなく家や車が流されるのですね。自然の猛威はあまりにも残酷です。しかし原発が一番怖いです!前例がない事故だけに、これからどうなるのでしょう?
何でもない当たり前のことが、当たり前でなくなった・・・
文明社会に慣れきった私達に自然が猛威をふるいました。
でも、私達は人間です。
助けあって乗り越えていきましょう!
投稿情報: ペンギン | 2011年3 月14日 (月曜日) 午後 09時51分