ライスアイランドを代表して 5人のスタッフが、宮城県多賀城市の炊き出しボランティアに参加しました。
以下、最年少志願者で、ふだんは事務職を担当する稲垣祐花さんの体験談です。
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今回、訪れた避難所は、多賀城市文化センターと多賀城市総合体育館。
この周辺の建物は大きな崩れもなく、大地震と大津波が来たとは、最初は想像がつきませんでした。
しかし、自動車でほんの数分、海沿いの地域へ走っただけで、家はあとかたもなく、田畑も瓦礫の山で、震災から三ヶ月経った今も、被害のつめ跡は生々しく残っていました。
避難所は、テレビで見るように段ボールでスペースを区切ってあるだけで、プライバシーは何もない状態。
避難所生活にもかかわらず、多くの方が明るく前向きな表情をなさっておられるのが印象的でした。
お配りした食事のメニューは、牛丼・味噌汁・カレーライス・おはぎ・漬け物・ジュースなど。
私たちの作った食事をおいしいそうに食べていただき、とても嬉しかったです。
多賀城市を訪問して感じたことは、人は一人ではなく周りのいろいろな大きな力の中で、生きているということです。生きていることも、元気に仕事ができるもの、すべて人のおかげです。感謝の気持ちをもって、これからも生きていきます。
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