私たちの身のまわりには、色があふれています。
人をイキイキと見せる服の色。
おいしそうで食欲がわく食べ物の色。
心静かに時をすごせる壁紙の色。
それぞれの色には、効果や意味があります。
商品パッケージの色。
営業担当者のネクタイの色。
日常業務のさまざまなシーンで、どんな色を選べば、イメージ向上につながり、お客様に喜んでいただけるのかを学ぶため、社内で色彩活用セミナーを開きました。
参加者は、希望者12名。
友人の手づくりサンドイッチと紅茶をいただきながら、和気藹々と カラーリストの難波真知子先生 のお話を伺いました。
まずは、色の見え方のレクチャーから。
対比効果、同化効果、進出色と後退色、膨張色と収縮色、興奮色と鎮静色などなど。
例えば、赤を基調とする暖色系は興奮色で、青を基調とする寒色系は鎮静色。
滞在時間の感覚が、色の違いで、実際の時間経過とは異なるようです。
暖色系で店内をまとめたファストフード店やファミレスでは、時間経過を早く感じ、寒色系で内装をまとめた高級ホテルでは、時間経過を遅く感じるというのです。
体感の経過時間が1時間の場合、実際の経過時間は、暖色系のファミレスでは40分間、寒色系の高級ホテルでは1時間20分間、というデータもあるようです。
つまり、暖色系の空間は時間の経過を速やかに感じ、寒色系の空間は時間の経過をゆっくりに感じるということです。
セミナー後半には、参加者ひとり一人が、自分に似合う色を知ろう!と、パーソナルカラーを診断していただきました。
パーソナルカラーは、季節になぞらえ、春・夏・秋・冬の4グループに分かれるのですが、ライスアイランドのスタッフで一番人数が多かったのが、夏グループ。
夏グループの色には、爽やかで理知的なイメージがあり、なんだか頼もしく思えました。
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