今年も、本社の庭のバラが満開を迎えました。
2000年、新しい社屋が完成した記念に植えた、真紅のバラです。
四季咲きの薔薇ゆえ、今の季節でなくても花は咲きますが、数えきれないほど咲き乱れるのは五月のみ。
薫風に揺れるバラを見ることが、今の季節の楽しみです。
今年、東京の桜は、記録的な早さで開花。
22日午前、全国のトップを切って、東京のソメイヨシノが満開と気象庁が発表しました。
例年に比して満開が早すぎたため、花見のタイミングは難しかったようです。
今朝、散歩中に見た京橋築地小学校の桜は、若葉が芽吹きはじめ、地面にピンクの花びらが散っていました。
日当たりの違いなどで、差がでるのでしょうか？
写真の築地本願寺さんは、まだ桜が満開。
桜を左手に見ながら、そのまま本堂へ参拝に上がりました。
荘厳な響きの朝のお勤めを聴くと、思わず姿勢を正し、丹田に力が入ります。
ちなみに、築地本願寺さんは、誰でも自由に入場ができ、朝のお勤めは7時からです。
今日は雨。
花散らしの雨に、なるかもしれませんね。
寒い夜は、石油ストーブに乗せたヤカンが吐く、シュンシュンという湯気の音と匂いをなつかしく思い出します。
一年でもっとも寒さが厳しいのは、大寒から立春の頃といわれます。
日が差して昼間は暖かく過ごせても、やはり夜は寒くなりました。
ライスアイランドの雑穀を栽培する北海道の農家に尋ねたところ、家のまわりには、現在２メートルの積雪があるとのこと。
冬来たりなば、春遠からじ。
二月の声を聞き、春待つ夜です。
秋に種をまいた麦が芽ばえ、10センチ弱になりました。
麦踏みは、霜柱で浮き上がった土を押さえ、麦を鍛え丈夫にするため、寒いこの時期にします。
昔の麦踏みは、農家の家族全員が畑に出て、麦を足でていねいに踏んでいきました。
その様子を、俳人 高浜年尾（高浜虚子の長男）は、次のように詠んでいます。
「麦踏の 一つの姿 手を腰に」
なるほど。
光景が目に浮かびます。
今の麦踏みは、トラクターにローラーを付け、それを引いて麦を押さえていきます。
例えるなら、道路工事で、ロードローラーが、新しくできた道路を押さえていくイメージ。
ローラーで、踏まれたあとの麦畑が、上の写真です。
麦の身を思えば、せっかく伸びた芽を踏みつけられるのは、気の毒というもの。
しかし、麦踏みをしないと、ひょろひょろと高さばかりが伸び、根の張りの弱い麦に育ってしまうのだそうです。
ひところ、ひょろひょろと伸びた体力のない子どもを、もやしっ子と呼んだことを連想しました。
踏まれても踏まれても、すくすく強く育つ麦。
生きる力の強い子を育てるには、適度なストレスが必要！ということでしょうか。
半年後、すくすく育った麦は、麦秋を迎えます。（写真：右）
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
いつもの散歩コース、長良川の堤防で、初日の出を拝みました。
見慣れた風景も、初日の出となると、心が洗われる特別感がありますね。
清々しい気分のまま家にもどり、昆布とカツオ節でお出しを引き、お雑煮をいただきました。
今年も、日本の「まっとうな食」について、考えたいと思います。
2013年が、幸多き良い年となりますように！
例年、23日の秋分が、22日になるのは116年ぶり、とのことです。
一日のうち、昼と夜の長さが同じになるのが、秋分と春分。
明日からは、日に日に昼間が短くなり、秋が深まっていきます。
田が黄金色に染まる季節、真紅の花で目を引くのが曼珠沙華。
通常、マンジュシャゲと読みますが、私の脳裏には 「マンジュシャカ」 と浮かびます。
それは、山口百恵さんの影響。
十代の頃、好きだった彼女の歌に、曼珠沙華を マンジュシャカ と読ませる歌があり、すり込まれているようです。
曼珠沙華の意味は、天上に咲く花。
別名では、彼岸花と呼びます。
お彼岸のころに咲く花だから、彼岸花。
お彼岸は、もともと仏教のことばで、先祖供養をする日とされています。
どちらにしても、名前の由来は仏教にあり、この花が、昔から日本人の心に根付いていたことを感じます。
球根に毒があるからか、縁起が良くないイメージはありますが・・・
美しく魅力的な花です。
端午の節句と立夏が重なった今日、金華山（岐阜市）登山をしました。
選んだルートは、瞑想の小径。
長良川を眼下に、萌えいずる若葉の間から、夏の気配を感じさせる青空がのぞき、まさに登山日和。
金華山の標高は、329メートル。
標高10メートルほどの市街地から、ハイキング感覚で手軽に登れる山です。
山頂には城があり、かつて織田信長の居城でした。
その岐阜城からは、濃尾平野を一望でき、攻め入る者がいれば、その動きを逐一見て取れます。
しかし、ロープウェイも自動車もなかった時代、山頂に城を築くことは、さぞかし大変な事業だったに違いない・・・
と、思いを馳せながら、乾いたノドに流し込む水のおいしいこと。
爽快さに味をしめ、また登るつもりです。
今朝は、全国的に厳しく冷え込みました。
ライスアイランドアンテナショップのある有楽町から、ほど近い日比谷公園の池でも、氷が張ったようです。
冬は、空気が乾燥する季節。
まして、今日のように晴れた冬の日、太平洋側の地域は、特に空気が乾燥します。
乾燥は、お肌にもノドにも大敵。
乾燥対策に、スチーム式加湿器を私は使っています。
スチーム式加湿器は、消費電力が他の方式と比較して多めなことが難点ですが、加湿能力が高く、衛生的であることから選択しました。
ちなみに、健康維持に適した部屋の湿度は 40～60％。
湿度が40％以下になるとウイルスが活発化し、60％以上になるとカビやダニが活発化します。
乾燥肌や風邪にならないよう部屋の湿度を保ち、寒い冬をのりきりましょう。
今日は冬至。
１年のうち、太陽の位置が最も低く、日照時間が最も短くなる日です。
そして明日からは、太陽の位置が高く、日照時間が長くなり始めます。
古来、陰陽思想では、太陽の力が最も弱く陰が極まった日が冬至で、陽への転換日にあたります。
陰から陽へ転換することから、冬至を一陽来復（いちようらいふく）といい、運も上昇するとされています。
冬至にゆず湯に入るようになった由来は、一陽来復に際し、強い香りがする植物で邪気をはらい、身を清めるためとのこと。
丸ごとの柚子を浮かべたお風呂は、風情がありますね。
もっと柚子の香りを立たせたい時は、輪切りにして目の細かい洗濯ネットに入れ、お湯に浮かべれば、お掃除もカンタンです。