ライスアイランド ブログ

マイクロファイナンス

マイクロファイナンスって、聞いたことがありますか？

【 マイクロファイナンス（Microfinance）は、貧困者向けの 「小口（マイクロ）金融（ファイナンス）」 の総称。 】 と、ウィキペディアでは 説明されています。

私は、グラミン銀行が 2006年にノーベル平和賞を受賞した時、はじめて知りました。

今日は、そのマイクロファイナンス事業を運営する オイコクレジット・ジャパン 年次総会のため、京都府長岡京市まで いってきました。

オイコクレジット日本代表の岡本教授（日本福祉大学）から話を聞き、私も参加させてください！と、お願いした次第です。

オイコクレジット （以下オイコ） は、生活費のための寄付を募る 慈善団体ではありません。

オイコへ出資したお金は 融資 （主に起業資金） に使い、返済され戻った お金は、再び融資に回るシステムです。

この一連のサイクルを通し、多くの事業者を 継続的に支援できることに 興味を惹かれました。

自立支援の考え方は、ライスアイランドが取り組んでいる フェアトレード に似ているとも 思います。

オイコのパンフレットには、「 お金の預け方を変えませんか？ 」 とあります。

私も、コツコツ貯めたポケットマネーの一部を 預けてみました。

プライベートな小さなお金が集まって 大きなお金となり、世界中の人々に融資されます。

ちなみに、次の国が融資対象国のトップ 5 です。
1位 　インド
2位 　ボリビア
3位 　ペルー
4位 　カンボジア
5位　 パラグアイ

融資平均額は、一案件につき 日本円で 13万円ほど。

融資基準は、持続可能性・実現可能性・女性・協同組織構成・動物福祉と環境への特別な配慮・海外投資の必要性などです。

例えば、通常では融資を受けにくい女性グループが、融資を元手に共同でミシンや布を買い、服や小物を作り、それを売って新たな仕入資金とし、事業を確立し経済的な自立をめざします。

融資により発生する受取利息は、オイコの運営資金に充てるため、預けても利息がもらえるわけではありません。

しかし、預けたお金が世界のどこかで新しい事業資金となり、誰かが貧困から抜け出すための手助けになることは、（金銭的な利息はなくとも） 精神的な利息と感じます。

P.S.
6月18日、日本では改正貸金業法が施行されましたが、社会的事業に融資をする NPOバンクなどは、活動の有用性が認められ 適用除外となりました。

ですから、収入のない専業主婦も、起業のために融資を受けることが可能です。

チームが一つになって

このところ、世の中が サッカーで 熱いですね。

サッカー音痴の私は、ボールの行方を 目で追うだけ。

そんな私に、サッカーに詳しい友人が、空間把握能力の高い選手の話題など、サッカーの見方を あれこれ レクチャーしてくれました。

楽しみ方を知ると、面白くなるものですね。

草食系だなんだと 揶揄される日本の若者ですが、ワールドカップで活躍する 日本代表チームの頼もしいこと。

チームが一つになって 目標に向かう姿に感動し、思わずウルウル。

元気づけてくれてる彼等に、ありがとう！ と言いたいです。

明日からフード台北2010

明日から 台湾で開催される フード台北 2010 （台北国際食品展覧会） に、出展します。

会期は、6月23日 から 26日まで。

前半の二日間は、商談を目的とした食品バイヤーや飲食店のメニュー担当者が対象で、後半の二日間は、一般公開となります。

ということは、前半の二日間に ビジネスが集中しそうです。

ちなみに昨年のフード台北は、 こんな感じ☆ でした。

スタッフは、準備のため今朝6時に集合し、成田空港と中部国際空港から 台北へ向かいました。  （今回 私は留守番組 ）

スタッフの皆さん、早朝より お疲れさまでした。

台湾の料理は、日本人の味覚に合い美味しいですから、いっぱい研究開発？してきてくださいね。

スミマセン ・・・ 業務連絡でした。

ビジネス・アイ 掲載記事

6月16～18日、東京ビッグサイトで開催された ＰＢ開発展  に、出展しました。

ＰＢとは、プライベートブランドのこと。

雑穀の食べ方には 多様性があり、まだまだ市場拡大の可能性が あります。

当社は、ライスアイランドのロゴマークが 入った ＮＢ （ナショナルブランド）製品を メインに作る メーカーです。

しかし、ＮＢに固執しないで、他社へ ＰＢ 供給をすることで、より多くの消費者に 雑穀を 広げたいと考えています。

17日には、スタッフで 雑穀エキスパートの島田多栄子が、Fuji Sankei Business I. 誌の取材を 受けました。

写真は、翌18日の イベント プレビュー＆レビュー コーナーに 掲載された記事です。

同誌は、Bloomberg GLOBAL FINANCE 誌と 連携しています。

ファイナンス専門誌に記事が掲載されるのは、初めてのこと。

今まで雑穀に関心のなかった読者層に、雑穀をアピールできる良いチャンスとなりました。

日経ヘルス７月号掲載記事

日経ヘルス 7月号 100ページに、新発売の 【 ちょこらミレット 】 と アンテナショップ が掲載されました。

ちょこらミレットは、1袋 150グラムと 少量タイプなので、雑穀を手軽に試せるのが特長。

東京交通会館一階の アンテナショップ には、【 ちょこらミレット 】 全種類を含め、雑穀や豆類など 100種類以上の商品があり、少量からの量り売りもしています。

今回、取材を受けたスタッフは、管理栄養士の鈴木郁美。

「お米に混ぜて炊くだけでなく、パンケーキやスープにも・・・」 と、食べ方の提案を いろいろお話しました。

本誌の記事は、次のような書き出しで始まります。

便秘や肥満の悩みを一気に解消しようと、女性の間で、雑穀や古代米の人気が急上昇している。これらに豊富に含まれる食物繊維の働きで、便通の改善や、内蔵脂肪の低下が期待できるからだ・・・ （以下略）

パッケージに表示するコピーには規制があり、ここまで直接的な説明文は表記できません。

この記事を読んで、雑穀の効用を知る人が、きっと増えることでしょう ☆

小冊子作成中

雑穀を使った新メニュー提案のため、小冊子の作成にとりかかっています。

今日は、スタッフとオリジナル料理２３種の調理と撮影をしました。

参加したのは、雑穀エキスパート・食養士・管理栄養士の資格をもつスタッフ。

数日前から準備した甲斐あって、スムーズに作業が進みました。

【 料理を作る → 盛りつける → 写真を撮る 】

スタッフ各々のスキルと努力が功を奏し、おいしくて絵になる料理ができました。

写真は、ヘルシーなサラダカレー。

小冊子ができたら、有楽町のアンテナショップでお配りします。

ゲスト講師

愛知県は知多半島にある美浜の海です。

今日は、この海にほど近い 日本福祉大学 の美浜キャンパスまで、ドライブをしてきました。

この大学で 「ビジネス・リテラシー」 の授業を担当する教授から、ゲスト講師として、お招きいただいたのです。

学生さんに話したのは、会社の仕組みについて。

ビジネスパーソンの一人として、現場の視点から考察してみました。

会社の経済的意義は利潤追求なので、お金の流れは避けて通れないところ。

マネージメント・ゲームの利益感度分析を引用し、利益が企業活動のどの時点で生まれるのか、また利益を増やすためにはどうすればいいのか、お話をしました。

 『利益が見える戦略MQ会計』 が、参考図書。

敬愛する西先生の新刊で、マネージメント・ゲーム仲間でもある 米津氏 ・ 宇野氏との共著です。

続編の来週は、会社の社会的意義である社会貢献について話します。

話題は戻りますが、海のない県（岐阜）で 生まれ育った私にとって、海は憧れの場所。

帰り道、遠くを航行するタンカーが目に入り、撮ってみました。

レスター・ブラウン シンポジウム

東京大学弥生講堂で開催された、レスター・ブラウン シンポジウムに参加しました。

「フード・セキュリティの確立を目指して」 が、サブタイトル。

フード・セキュリティとは、食糧安全保障のことです。

将来、世界的に食糧危機となる可能性が懸念されています。

レスター・ブラウン博士は講演の最初、食糧不足になる要因として次の三項目を提示。

１．世界人口の急激な増加

博士のことばを借りれば・・・「昨日、夕食の食卓に着いていなかった 21万6千人が、今日は夕食の食卓に着く。今日、夕食の食卓に着いていなかった 21万6千人が、明日は夕食の食卓に着く。」

世界人口が、毎日 21万6千人も増加しているとは、改めて驚きです。

２．肉・牛乳・卵など酪農製品への食の変化

これまで、穀物や野菜中心の食生活をしてきた新興国の人々が、豊かになるにつれ、食物連鎖の上位部分である肉・牛乳・卵などの酪農製品を多食するようになる。

肉 1kgを生産するためには、その数倍の穀物がエサとして必要になるため、肉食は穀物の大量消費を意味します。

３．穀物の燃料転化

ガソリンに代わる自動車燃料として、穀物でエタノールを生産することによる穀物不足。

穀物の不足傾向は、穀物相場の上昇を引き起こし、年間所得が一人当たり 2千～3千ドルしかない国の人々は穀物を買うことが困難になります。

その後も、水・土壌荒廃・氷河の融解・破綻国家など、数々の地球規模で私達が抱える問題の解説がありました。

ちょっと悲観的になりそうな気分・・・

でも、「どげんかせんといかん」（東国原知事風）ことですよね。

まずは、現実を直視することが、問題解決の第一歩でしょうか。

そして、できることから一歩ずつ、取り組んでみたいと思いました。

そろそろタネまき

アワ ・ ヒエ ・ キビ という農作物には、なじみがない人も多いことでしょう。

米や麦と区別して、アワ ・ ヒエ ・ キビは、雑穀と呼ばれていますが、雑穀って ちょっと偉いんです。

アワ ・ ヒエ ・ キビなどの雑穀は、古代文明のころから世界中で食べられ、人々の生命を支えてきました。

日本の場合、雑穀は 5,000年以上前から食べられており、稲が伝わってきたのは 3,000年前。

つまり、雑穀は お米を食べる前から、日本人の食料でした。

アワ ・ ヒエ ・ キビ の種まきは、5月中旬の今頃から始まります。

『アワ ・ ヒエ ・ キビの絵本』 には、大人も知らない雑穀の知識や育て方 ・ 食べ方が書いてあり、絵本だからとあなどれません。

雑穀のことを知りたい人に、オススメ本です。 

ifia JAPAN 2010

ifia JAPAN 2010 に出展しています。

会場は、東京国際展示場ビッグサイト。

会期は、5月19日から21日まで。

今回の展示会は、食品素材・原料・サポート技術で、製品の 「おいしさ」 「健康」 「安全」 の向上を目指しています。

ライスアイランドは、サプライヤーとして食品メーカーを対象に、原材料を展示しました。

製菓 ・ 製パン用には、加工雑穀 ・ 大豆フレーク ・ キヌアパフ。

植物由来で安心の天然色素として、ムラサキイモ ・ かぼちゃ ・ 青のり ・ ビートなどの粉末です。

「日本の食」 が、消費者の健康志向を反映しているだけでなく、原料素材の機能性や安全性が向上していることを、会場全体を見て回り実感！

日本の食が 「安心・安全な食」 として、海外から高く評価されていることも納得できる展示会です。