のどかな陽光のもと、カメラと散歩に出ました。
昔、この季節の田んぼ(岐阜市)には、レンゲが一面に広がっていた記憶があります。
レンゲを緑肥として利用するため、農家が前の秋に種をまいていたのです。
近ごろ、めっきり少なくなったレンゲ畑をみつけ、足を止めました。
耳をすませ、よく見てみると、花から花へミツバチが何匹も飛び交っています。
童謡にある 「ブンブンブン」 という力強い音ではなく、「プ~ン」 と軽い羽音をたてて。
ミツバチは、ずいぶん前から大量死問題などで不足状態と、耳にしていました。
目の前でミツバチを確認できたことに、ちょっと安堵。
ミツバチは蜂蜜を取るためだけでなく、花粉交配に優れた力を発揮します。
例えば、ミツバチがいないと、イチゴは実をつけられなかったり変形したり、農家は大打撃です。
おやっ! ミツバチの足に、オレンジ色の花粉ダンゴを発見! (写真をクリックすると拡大されます)
大事に抱えた花粉団子は、巣に持ち帰り保存食として蓄えられます。
ちなみに、この花粉団子はミネラルやアミノ酸を豊富に含み、健康食品として市販もされています。
しかし、この働きバチ (性別はメス) は、これだけの花粉を集めるために、どれほどの花をめぐったことか・・・その健気さが愛しくなります。
いつもコメントをありがとうございます。レンゲ畑に座りこみ、髪飾りを編んだりしましたよね。
巣に持ち帰った花粉ダンゴを原材料として、ミツバチはローヤルゼリーを作るようです。そのローヤルゼリーを女王バチは一生食べつづけ、写真のような働きバチの40倍も長生きするんですって!
投稿情報: tara | 2010年4 月23日 (金曜日) 午後 08時04分
ペンギンです!私も子供の頃レンゲ畑に寝そべって春の空を眺めていました。懐かしいですね~
赤紫のレンゲは大好きな花です。
素朴で可愛い小さな花は本当に可憐です♪花粉だんごなんて初めて知りました。ビタミン、アミノ酸が一杯なんて嬉しいですね。しかし、一生懸命採ったものを、取り上げる人間って罪なことしますね~本当に健気でいじらしいです。
春は色んな花が咲いて嬉しい季節です♪
投稿情報: ペンギン | 2010年4 月20日 (火曜日) 午後 05時16分