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東京など被災地以外のスーパーでも、お米が品薄になっています。
これは、震災の影響で物流システムが混乱し、補給がうまくいかないことが原因です。
お米は出荷できるの？
お米の在庫はあるの？
お客様から、問い合わせをいただいています。
お米の在庫は、充分にあります。
当社のような民間企業にも、農協にも、政府にも。
平成５年の冷夏で米不足になった時とは異なり、むしろ米余り状態です。
前回、ブログを書いた時点では、運送会社が荷受けを中止していた 東日本向け物流が再開しています。
まずは、北海道へのフェリー便が動きはじめ、今は東北方面へも 発送ができます。
ただし、お届けできない地域が、まだまだあります。
たとえば、運送会社の秋田支店までは届くけれど、そこからは、お客様に支店まで受け取りに来ていただく・・・といったことも出てきそうです。
お米が足りない地域へ供給できるよう、微力ですが当社の精米工場は、フル稼働しています。
お米が足りない地域に届けられるよう、ガソリンや軽油が行きわたることを 願うばかりです。
被災された皆さまに、謹んでお見舞いを 申し上げます。
あまりにもショッキングな映像で、見るたび、胸が締めつけられる思いです。
津波が、家に、車に、田畑に、覆いかぶさり 押し流し進むさまは、コンピュータグラフィックで作った映画のワンシーンのようで、現実とは思えませんでした。
東北地方には 幾人もの親しい農家や友人がおり、どうか無事であってほしいと 祈るしかありませんでした。
岩手県花巻市の伊藤さんは、その時、当社スタッフと 大阪にいました。
伊藤さんは、雑穀栽培のスペシャリストで、北海道をはじめとして各地で雑穀栽培の指導をしています。
ご家族、仲間、地域、圃場（田畑）、気がかりなことが有りすぎて、大阪の地で いてもたってもいられない心情だったことは、容易に推察できます。
一刻も早く帰宅したいのに、今日も花巻空港行きの飛行機は 欠航のまま。
なので、大阪から東京までは、新幹線。
東京から花巻までは、車で当社スタッフが、お送りすることにしました。
伊藤さんと二名のスタッフは、ただいま東北地方を北上中。
東北自動車道は、緊急車両以外の車は通行できませんから、かなり時間がかかりそうです。
直接被害には至らなかったものの、地震の影響は当社にも 次々と出ています。
現在、運送会社各社は、東日本への荷受けを中止しており、ライスアイランド製品をお届けできない状態で、お客様にご迷惑を おかけしています。
社内では、有楽町から帰宅できなくなり 全員一緒に夜を明かしたスタッフ、千葉へ営業に出かけたまま 丸一日東京へ戻れなかったスタッフ。
明日からも いろいろ有りそうですが、私たちが今できることを 粛々と こなしていこうと思います。
写真は、伊藤さんが校長先生を務める 賢治の寺子屋（岩手県花巻市）に 掛かっている額です。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」 宮沢賢治
ライスアイランドは、今年も FOODEX JAPAN に出展します。
日程は、3月1日から 4日まで。
場所は、幕張メッセ です。
フーデックスは、食品・飲料のバイヤーに向けた専門展示会で、世界60カ国・地域からの 「食」 を展示。
今年は、日本食品の輸出促進・強化のためのコーナーが、新設されます。
海外で日本食品は、「安心・安全」 「高品質」 「クール」 といった良いイメージを持たれており、海外からの来場者が多いフーデックスは、日本食品を知ってもらう良いチャンスです。
ライスアイランドは、これまで ドバイ・台北・アナハイム（米）・ケルン（独）など、海外の展示会に出展し、行く先々で コメを中心とした日本食は好評でした。
今年は、どんなお客様と ご縁ができるのか ・・・ 楽しみです。