朝七時、銀座アップルショップ前を経由して出勤しました。
感謝と哀悼の意が込められた花束の前で、静かにたたずむ人、数人。
私も手を合わせ、スティーブ・ジョブス氏を哀悼しました。
昨夜八時過ぎに通りかかった時は、歩道いっぱいに人があふれ、その周囲を報道陣のカメラが囲み、騒然とした雰囲気でした。
その様子を目にして、彼は一経営者ではなく、偉大なスターだったと気づきました。
思い返せば、パソコンは楽しい!と初めて感じさせてくれたのが、アップル製品でした。
1988年の夏、アップル製品を販売する友人にすすめられ購入したのが、マッキントッシュ・プラスとイメージライターⅡのセット。
電源を入れると、ポーンと軽い音がして、画面には 【Welcome to Macintosh】 とメッセージが出現。
それまで、仕事で使っていたパソコンは無機質な存在で、ただの機械でしかなかったのに、マッキントッシュ・プラスは違いました。
機械的というより人間的。
愛嬌たっぷりの相棒。
そういえば当時、愛称を付けて呼んでいました。
ニフティサーブのIDを取り、パソコン通信を始めたのは、マッキントッシュ・プラスから。
1995年の秋、ニフティサーブでオンラインショップを開店したのも、マッキントッシュ・プラスからでした。
今は、ウィンドウズ機を使っていますが、パソコンへの抵抗感を払拭してくれたのは、まぎれもなくマッキントッシュ・プラス。
そんな記憶がよみがえり、スティーブ・ジョブス氏への感謝の念が湧いてきました。
Thank You Steve!
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