ライスアイランド ブログ

名古屋商科大学キャリア形成総合講座

名古屋商科大学経営学部で、100分の講義をする機会をいただきました。

タイトルは、キャリア形成総合講座。

「何を話しても良い」とのこと。

自由度が高いゆえ、迷いもしましたが、、。

マーケティングでは、「顧客は誰か？」 と、常に問います。

この講義において、私の顧客は、これから社会へと羽ばたく学生。

やはり、仕事の話に決めました。

三部構成で、個人の視点・企業の視点・社会の視点、それぞれの視点から、私の仕事について、話を組み立て・・・

■仕事とは、社会に自分の居場所をつくること。
■仕事で得られる幸せは、充足感と達成感。
■成功の秘訣とは？

体験談から話をはじめ、精一杯、務めさせていただきました。

講義後、質問や名刺交換？のため、積極的に並んでくれた学生もいて、熱心さが伝わってきました。

その中の一人、ペルー出身の女子学生は、母国のキヌア料理のレシピを教えてくれました。とても有り難いことです。

（後日、お礼と感想のメールを送ってくれた学生もいました。）

何より、驚き感激したのは、講義前に入室する際、全員が起立して拍手で迎えてくれたこと。初めての経験で、話をする前から、感謝の念が湧き、モチベーションが上がりました。

数年前、私は、この大学のビジネススクールで、社会人大学院生として、ＭＢＡを取得しており、いわば卒業生。

キャリア形成総合講座 の担当教授は、かつての恩師。

ケースライティング（卒論）の指導教授も、控え室まで足を運んでくださり、近況報告ができました。

リラックスして講義に臨めたおかげで、有意義な時が過ごせ、私自身が大きな学びをいただきました。

先生、学生のみなさん、ありがとうございました。

秋分の曼珠沙華

例年、23日の秋分が、22日になるのは116年ぶり、とのことです。

一日のうち、昼と夜の長さが同じになるのが、秋分と春分。

明日からは、日に日に昼間が短くなり、秋が深まっていきます。

田が黄金色に染まる季節、真紅の花で目を引くのが曼珠沙華。

通常、マンジュシャゲと読みますが、私の脳裏には 「マンジュシャカ」 と浮かびます。

それは、山口百恵さんの影響。

十代の頃、好きだった彼女の歌に、曼珠沙華を マンジュシャカ と読ませる歌があり、すり込まれているようです。

曼珠沙華の意味は、天上に咲く花。

別名では、彼岸花と呼びます。

お彼岸のころに咲く花だから、彼岸花。

お彼岸は、もともと仏教のことばで、先祖供養をする日とされています。

どちらにしても、名前の由来は仏教にあり、この花が、昔から日本人の心に根付いていたことを感じます。

球根に毒があるからか、縁起が良くないイメージはありますが・・・

美しく魅力的な花です。

涼しく暮らす家

暑い日が続く今年の夏。

立秋を過ぎ、あとは残暑と呼ぶも、まだまだエアコンなくしては、乗り切れそうにありません。

しかし、昔はエアコンなど使わず（エアコンなど無くて）夏を過ごしていました。

私が幼いころ暮らした家は、商家づくりの奥に長い家でした。

表通りに面して南向きに店があり、その奥が住居、その奥に中庭、そして中庭を囲むように台所や風呂が配置されていました。

燦々と降りそそぐ日光で、表のものすべてに、紗がかかったような夏の日。

入口の戸も窓も開け放ち、奥の部屋には、ゆっくりと涼やかな風が流れていました。

屋根や庭木で日陰になっている中庭の温度と、直射日光が当たる表側とに温度差ができ、風が起きていたことは、大人になってから知りました。

かすかな風にゆらぐ麻でできた夏用のれんは、目に涼やか。

ときどき鳴る軒先の風鈴の音は、耳に涼やか。

所用で訪れた中庭のあるお宅で、涼しく暮らす工夫と智恵を駆使した、昔の暮らしを思い出しました。

蓮の花

春、サクラの開花を心待ちするように、この季節は、ハスの開花を心待ちにしています。

今朝は早起きをして、蓮の花見物。

ハスは、泥の中にしっかりと根を張り、美しい大輪の花を咲かせます。

今にも咲きそうな蕾は、私のこぶしほどの大きさ。

ゴージャスなのに、清楚。

見るたびに、好きになる花です。

中部学院大学の公開講座

今日は、中部学院大学経営学部 公開講座『現代産業研究』 の講演日でした。

90分間の講演が無事に済み、ほっとしています。

というのは、これまで経験した講演とは違い、錚錚たる講師陣シリーズのうちの1回であり、プレッシャーをかなり感じていたからです。

今年度、第1回の宗次徳二さん（カレーハウスCoCo壱番屋創業者）からスタートし、8人の講師が登壇します。

その第6回目が、拙い私。

等身大の私にもできる、最高の話は何か？

プレッシャーがあったからこそ、謙虚にチャレンジができ、充実感と達成感が得られました。

時に、学生時代を振り返り、現在と将来を見据えた結果、人生の目標が、より明確になった気がします。

講演後、会計プロフェッショナルコースの学生さんから、お礼状をいただきました。

丁寧で、率直で、温かい文章で綴られたお礼状は、読んでいて胸が熱くなり、励まされました。

学生の皆さんを元気づけるつもりが、なんだか私のほうが元気をもらいました。

今回、一番勉強をさせていただいたのは、間違いなく私です。

中部学院大学の皆さま、ありがとうございました。

金華山登山

端午の節句と立夏が重なった今日、金華山（岐阜市）登山をしました。

選んだルートは、瞑想の小径。

長良川を眼下に、萌えいずる若葉の間から、夏の気配を感じさせる青空がのぞき、まさに登山日和。

金華山の標高は、329メートル。

標高10メートルほどの市街地から、ハイキング感覚で手軽に登れる山です。

山頂には城があり、かつて織田信長の居城でした。

その岐阜城からは、濃尾平野を一望でき、攻め入る者がいれば、その動きを逐一見て取れます。

しかし、ロープウェイも自動車もなかった時代、山頂に城を築くことは、さぞかし大変な事業だったに違いない・・・

と、思いを馳せながら、乾いたノドに流し込む水のおいしいこと。

爽快さに味をしめ、また登るつもりです。

大阪の粉もん文化

大阪へ日帰り小旅行をしました。

今週、77歳の誕生日を迎える母。

プレゼントに、「物」はいらない！と言います。

考えあぐね、初孫である長男に会いに行きました。

東京から大阪へ転勤したばかりの長男が、地図を片手に、Ｂ級グルメツアーの案内をしてくれるとのこと。

まずは、日本一長い商店街の天神橋筋商店街で、お好み焼き。

お好み焼き、モダン焼き、ねぎ焼きを注文。

なかでも「牛すじこんねぎ焼き」がヒット！

牛のスジ肉の煮込み＋こんにゃく＋ネギの相性は、バッチリです。

次は、初めての通天閣見学のあと、新世界でフグ料理。

てっさ、白子を肴に、ひれ酒。

う～ん、美味です。

「ふぐは食いたし命は惜しし」 という、ことわざがありますが、ふぐに毒があることなど、すっかり忘れていただきました。

その後、昭和歌謡で有名な法善寺横町を散策。

『月の法善寺横町』の歌碑と母の記念撮影。

水掛不動尊で、お参り。

そして、千日前の行列のできる店で、たこ焼き。

小さな親孝行をしつつ、大阪の粉もん文化を堪能した一日でした。

願いを込め書き初め

明けましておめでとうございます

お正月二日の今日は、書き初めをしました。

運気が上がるという昇り龍に、願いを込め「龍雲」。

昨年の震災は、ほんとうに大きなつらいできごとでした。

まだまだ心配なことも多いですが、新しい年が好き年になることを祈っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬至は一陽来復の日

今日は冬至。

１年のうち、太陽の位置が最も低く、日照時間が最も短くなる日です。

そして明日からは、太陽の位置が高く、日照時間が長くなり始めます。

古来、陰陽思想では、太陽の力が最も弱く陰が極まった日が冬至で、陽への転換日にあたります。

陰から陽へ転換することから、冬至を一陽来復（いちようらいふく）といい、運も上昇するとされています。

冬至にゆず湯に入るようになった由来は、一陽来復に際し、強い香りがする植物で邪気をはらい、身を清めるためとのこと。

丸ごとの柚子を浮かべたお風呂は、風情がありますね。

もっと柚子の香りを立たせたい時は、輪切りにして目の細かい洗濯ネットに入れ、お湯に浮かべれば、お掃除もカンタンです。

眠れぬ夜は・・・

早いもので今日から師走。

あれも、これも、と、することがいっぱい浮かんできて、なんだか気忙しく感じます。

忙しい時期だからこそ、睡眠時間はしっかり確保したいもの。

あれこれ考え眠れぬ夜は、アロマテラピーがいいかもしれません。

ストレスを解消したり心身をリラックスさせるには、ラベンダーなど鎮静作用のある香りがオススメ。

鎮静効果を持つアロマオイルは、ラベンダーの他にもありますが、アロマテラピーは基本的に好きな香りでないと、効果が望めないとのこと。

でも、ラベンダーだけは、その香りが好きでない人にも効果がある！と、専門家から聞いた記憶があります。

ちなみに、私が一番好きなアロマオイルの香りは、ベルガモット。

けれど、寝室に柑橘系は不向きです。

これまた余談。むかし 「ジャスミンティーは眠り誘う薬・・・♪」 という詞の歌が流行りましたが、ジャスミンティーは覚醒効果のあるカフェインをけっこう含み、要注意です。

安眠のために、ラベンダーの香りを試してみませんか？