忘年会つづきでおなかが疲れていませんか？
そんな時は、朝ごはんにお粥はいかがでしょう。
消化の良いお粥は、疲れた胃腸をやさしく癒してくれます。
最近の炊飯器はお粥モードがあるから、私は前夜のうちにセットしておきました。
写真のお粥は、米１合に ミラクルミレット黒力チャージブレンド を１袋を加え、全粥モードで炊きました。
うっすら紫がキレイ。黒米と黒豆から出た色です。
この色素成分にはアントシアニン（ポリフェノールの一種）が含まれており、ひそかに効果を期待！
大麦・きび・あわ・発芽玄米・キヌアのつぶつぶした感触も楽しめます。
炊飯器にお粥モードがなければ、お鍋でもできます。
【材料】
全粥なら・・・・米１合に水５合
五分粥なら・・・米１合に水１０合（一升）
【作り方】
１．米を研いで３０分以上、水に浸けておきます。
２．鍋を強火にかけ、沸騰したら吹きこぼれないよう弱火にします。
３．３０～４０分ほど煮て火を止め、１５分蒸らしできあがりです。
左の写真は 「あわ」 の穂です。
幼い頃、原っぱで抜いて手の平で遊んだ“あの”ネコジャラシに似ていると思いませんか？
それもそのはず、「あわ」の原型は雑草のエノコログサ（俗名・ネコジャラシ）なんです。
栽培種として交配が繰り返され、ご覧のとおり、私の手には収まらないほど、大型化しています。
日本へは朝鮮半島を経て渡来し、縄文時代には既に栽培されていました。「ひえ」と並んで、日本最古の栽培穀物で、稲が伝わる以前の主食だったとみられています。
「あわ」は、見たことも食べたこともなくても、濡れ手で粟（あわ）のことわざならご存知でしょう。
【濡れ手で粟】とは、骨を折らないで利益を得ることのたとえ、と広辞苑に記されています。
濡れた手に、いったい何グラムの「あわ」の実が付くのか実験してみたい！ と、イタズラ心が起きています。
季節は、もうすっかり秋。
きび畑では、赤とんぼが群舞しています。
夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは
いつの日か～
歌のすり込みのせいなのか、田園地帯で赤とんぼを見ると、これぞ「日本の原風景」とひとり納得してしまいます。
岩手県花巻市のイーハトーブ雑穀村では、大規模に「きび」を栽培しており、収穫はコンバインが活躍。 
きび収穫中のコンバインを運転させてもらいました。
レバーに手を掛け、ゆっくり倒すと、コンバインは前進しはじめます。見晴らし良く、上機嫌。
このコンバインは、価格が 800万円以上すると事前に聞いており・・・。
壊しては大変！ やや緊張気味ではあります。
名前が示すよう、この「きび」の穂は、稲の穂のように実るほど頭を垂れます。
白米に 「きび」 を炊き込むと、米の白色ときびの黄色の対比が美しく、ツブツブもっちりした食感が美味です。
また、粒が「ひえ」や「あわ」より大きく扱いやすいので、雑穀初心者の方にもお奨めです。
生産者から栽培方法を聞き、収穫に立ち会い、きびの実を見て確信しました。
天候にも恵まれた今年の「きび」は、最高ですよ。
雑穀の生育状況を見るため、岩手県花巻市に来ています。
広い大地、広い空、胸いっぱいに吸い込んだ空気は澄んでおり、環境の素晴らしいこと。
この地で、ライスアイランドの雑穀は今年もすくすく育っています。
あたりを見渡せば、たわわに実をつけた収穫直前の【あわ・ひえ・きび】の穂・穂・穂。
畑でふと気づくと、【ひえ（品種：ダルマヒエ）】の穂にイナゴが留まっています。
昔の田んぼにはイナゴがいっぱい居て、それを採って佃煮にして食べた・・・と子供のころ聞いた懐かしい祖母の話を思い出します。
お客様に安心して食べていただける「ひえ」の生育風景に安堵しています。
今年 「ひえ」 は、健康食として注目されブームになったため、国産ひえが品切れてしまい、お客様にご迷惑をおかけしました。
工業製品ならば、すぐに増産することも可能でしょう。
しかし、春に種をまき、秋に収穫をする、という自然のルールに従う農業の世界では、どうすることもできません。
人は、自然のめぐみを食べて生きていることを改めて認識させられました。
この畑の「ひえ」は、早ければ１０月下旬にも店頭に並ぶ予定です。
平成２０年産の新米ならぬ【新ひえ】を是非ご賞味ください。
雑穀でアンチエイジングを目指すなら、こんなブレンドがいいのではないでしょうか？
リニューアルした農ｓショップでは、あなたにピッタリのオリジナルブレンド雑穀をお作りしています。例えば、「視力回復ブレンド」に「鉄分補給ブレンド」などなど。
なかでも「５歳若返るブレンド」は、私のお気に入り。黒米・ハト麦・小豆・緑豆などがブレンドされ、白米に混ぜて炊けば、ピンクがかった薄紫のごはんのできあがり。ブレンド雑穀の分量を増やせば、紫色は濃くなります。
黒米は、濃い紫色のポリフェノール（アントシアニン）を含み、抗酸化成分で若返りの効果が期待できます。中国の古い書物「本草綱目」に、黒米は滋養強壮に優れ造血作用があるとも記されています。
ハト麦は、脂肪の代謝をスムーズにし、肌を白く美しくする効果があるといわれ、薬膳にも使われる食材です。
この夏の猛暑は、身体へのダメージが大きかったような気がします。あなたにピッタリのブレンド雑穀で、身体をいたわってあげてください。
オリジナルブレンドの雑穀をお作りします。
東京交通会館１階の農ｓショップが、リニューアルオープンしました。おなじみの雑穀、黒米・赤米・あわ・ひえ・きび・アマランサスをはじめ、食べやすく加工した麦・豆類などをズラリと揃えました。
雑穀には、それぞれ異なる効用があります。例えば・・・
黒米は、濃い紫色のポリフェノール（アントシアニン）を含み、若返りの効果が期待できます。はと麦は、脂肪の代謝をスムーズにし、肌を白く美しくする効果があるといわれています。
それぞれの効用を選び、あなただけのオリジナルブレンド雑穀を作ってみませんか？
ビジネス用には、プライベートブランド、ＯＥＭ、お店のオリジナルブレンドをお作りしています。
農ｓショップでは、シリアルアドバイザースタッフがご要望を承ります。
【オリジナルブレンドコーナーのラインナップ】
黒米・赤米・青熟玄米・アマランサス・キヌア・はと麦・あわ・ひえ・きび・発芽玄米・高きび・むかし麦・玄麦・白麦・堅丸麦・はだか麦・米粒麦・押麦・クコの実・亜麻の実・かぼちゃの種・緑豆・落花生・大正金時・虎豆・白花豆・大豆・青大豆・黒大豆・大納言小豆・白いんげん・ガルバンゾー・レンズ豆
