ライスアイランド ブログ

ひな祭りに 【 ピンクのちらし寿司 】

もうすぐ、ひな祭り。

ひな祭りの祝い膳に、女の子が喜ぶ ピンクのちらし寿司 はいかがでしょう。

黒米を使えば、カンタンにピンクの酢飯が作れます。

黒米は紫米とも呼ばれ、白米に混ぜて炊くと薄紫色のごはんになります。

ですが、そこへ酢を混ぜると 「あら不思議！」 ごはんがピンク色に変わります。

子どもと一緒に作れば、「キレイ～」と歓声があがります。

写真は、酢の使用前【 左 】→  使用後【 右 】のごはんです。

今回は、白米 1 カップに、ミラクルミレット 黒力チャージブレンド  1 袋の割合です。

淡いピンクにしたい時は、3 カップに 2 袋の割合にしてください。

黒力チャージブレンドは、雑穀の効用を考え、家族の元気の素を作る雑穀を 7 種類 （黒米、大麦、きび、あわ、黒豆、発芽玄米、キヌア） ブレンドしてあります。

【 ピンクのちらし寿司用・酢飯 】

■材 料（4人分）・・・ 白米 3カップ（600cc）、黒力チャージブレンド 2～3袋

　　　　　　　　　　　   [合わせ酢]   酢 大さじ5（70cc）、砂糖 大さじ3、塩 小さじ1.5    　

■作り方
1.　米を研いで、黒力チャージブレンドを入れ、水加減のあと浸水時間を 1 時間以上おきます

2.　米が炊けたら合わせ酢を回しかけ、うちわであおいで余分な水分をとばします

* ピンクの酢飯ができあがったら、お好みの具を混ぜ、錦糸卵や絹さやで飾り付けてください

* 色の変化は、酢の漂白作用によるものであり、栄養価に変化はありません

大潟村のチューリップ＆米

秋田県大潟村の友人 鈴木さんから、チューリップの花束を贈っていただきました。

ピンク・黄色・斑入り、可憐なチューリップに癒されます。

長く美しい花を保てるよう、水切り後、花瓶の水に市販の栄養剤を加えました。スプーン１杯の砂糖を入れても、栄養剤の代わりになるようです。

このチューリップが栽培された大潟村は、かつては琵琶湖に次ぐ日本第二の湖、八郎潟でした。その八郎潟を干拓した大潟村は、東京の山手線がすっぽり入ってしまう広さがあります。

無農薬米の契約栽培をお願いしていた関係で、いくども大潟村を訪れたことがあり、しばし広い大地に思いを馳せました。

大潟村は、「日本農業のモデルとなるような生産およぴ所得水準の高い農業経営を確立し、豊かで住みよい近代的な農村社会をつくる」 を目標に、米づくりのために生まれた村です。

日本で、100パーセント自給できる唯一の穀物が、米。

ですが、日本人の米消費量減少にともない、ほかの米生産地同様、減反政策のため大潟村の休耕田は増えていくばかりです。

食の安全という観点から、国産農産物を望む声が高まっていますが、日本の農業を支えているのは米です。米づくりが衰退してしまうと、日本の農業という産業自体が衰退してしまいます。

てっとり早い話、主食を見直せば、40パーセントに満たない食糧自給率が上がるきっかけとなり、日本農業の振興につながります。

つまり、パンやパスタを減らし、日本の風土に合った「ごはん」を食べることです。

ちなみに、小麦の自給率は 14パーセント（平成16年度値）です。

スーパーマーケット・トレードショー

2月20日～22日の三日間、東京ビッグサイトで開催された スーパーマーケット・トレードショー に出展しました。

この展示会は、【 食品スーパーマーケットを中心とする流通業界に最新情報を発信するプロ向けの専門展 】です。

ライスアイランドは、量販店向け雑穀製品を紹介しました。

春遠からじ 梅の花

春めいた眩しい朝日に誘われ、散歩にでかけました。

暦の上では春ですが、朝７時の気温はまだ低く、手袋＆マフラーの冬装備は必須アイテムです。

散歩を運動にしたいから、心拍数が上がる早足にします。

車で混み合う幹線道路ではなく、信号待ちのない静かな小径が好みです。

お寺の多い地域にさしかかると、どこからともなく甘く爽やかな香りが漂ってきました。

あたりを見まわし、香りの元をたどり、梅の花を見つけました。

古い歌のセリフに 「梅は匂ひよ桜は花よ」 とありますが、まさに同感。

梅の香りだけでも、散歩にでた甲斐がありました。

写真は、学問の神様として有名な 湯島天神 の白梅です。

酒粕でつくる 粕汁＆甘酒

今日の岐阜市は、朝から小雪が舞う寒い日です。

こんな日の献立は、身体の温まる粕汁がいいです。

今夜の粕汁に使うのは、白扇酒造 の奥様からいただいた酒粕。

酒粕には、アミノ酸・ペプチド・ビタミン・ミネラル・食物繊維など、美容と健康のために摂取したい成分が含まれています。

【 粕汁 】

■材 料（4人分）
　　塩鮭　1切れ
　　大根　80グラム
　　人参　50グラム
　　コンニャク　1/2枚
　　油揚げ　1/2枚
　　だし汁　2カップ
　　酒粕　100グラム
　　味噌　20グラム
　　薄口しょう油　少々
　　生姜　（お好みで）
　　
■作り方
1.　塩鮭は食べやすい大きさに切り、大根・人参・コンニャク・油揚げは短冊切りにする
2.　だし汁に、1.の材料を入れ火にかける
3.　沸騰したら弱火にして、アクを取る
4.　別の容器に酒粕と味噌を入れ、鍋のだし汁で溶きのばす
5.　鍋に酒粕を味噌を入れ、15～20分煮たあと、薄口しょう油で味を調える

* お好みで生姜の下ろし汁を加えると、さらに身体が温まります

もう一種類、酒粕を使ったレシピです。
本来、甘酒は米と米麹で作りますが、酒粕を使えばカンタンにできます。

【 甘酒 】

■材 料（4人分）・・・ 酒粕 100グラム、砂糖 70～100グラム、食塩 2～3グラム、水 3カップ、生姜 少々

■作り方
1.　酒粕を小さくちぎって、ひたひたの湯でもどす
2.　かたまりを木じゃくしでつぶし、残りの湯を入れ弱火にかける
3.　湯気が立ってきたら砂糖と塩を加え、焦がさないよう煮とかし、できあがり

* お好みで生姜の下ろし汁を加えると、さらに身体が温まります
*酒粕をちぎる代わりに ミキサーを使えば、なめらかな舌触りの甘酒になります

大根ハチミツ

強い寒気が、日本列島に流れ込んでいるそうです。

この冬は、風邪をひかずに過ごせています。

ノドに変調のきざしを感じると即、「大根ハチミツ」を飲んでいるおかげかもしれません。

大根ハチミツは、昔から民間療法として知られており、ノドの痛みや咳を和らげてくれます。

■材 料 ・・・ 大根 100グラム、ハチミツ 50グラム（～100グラム お好みで）

■作り方
1.　大根を 1～1.5センチのさいの目切りにします
2.　広口ビンに大根を入れ、ハチミツをかけます
3.　大根から水分が出てサラリとすれば、できあがり（写真は一時間後）
4.　上澄みをそのまま、または湯で薄め飲んでください
　　少量ずつ数回に分け、ゆっくり舐めるように飲むと効果的です

* 冷蔵保存し、2～3日で飲みきってください
* 乳児には与えないでください

初日の大根はカリカリと歯ごたえ良く、そのまま食べられます。
料理に使ってもＯＫ！

大根ハチミツを作るのは、おっくう・・・という時には、マヌカハニーをどうぞ。

スプーンですくって、そのまま舐めてください。

マヌカハニーはティーツリーの花から採れるハチミツで、殺菌・消炎作用があるといわれています。

日本の食の行方

冷凍餃子の中毒事件は、大きな衝撃でした。

食は生命に対し、いかに大きな責務をおっているのかを、思い知らされた気がします。

平成20年1月現在、小中学校を中心に全国で579校が、問題になっている天洋食品製造の食品を学校給食で使用していました。（2月5日文部科学省発表）

学校給食による健康被害は一切報告されていない事が、せめてもの救いです。

輸入食品がすべて悪いとは思いませんが、国内産食品ならば安全性の確保にもっと目が届きやすいのは事実です。

低予算かつ豊富なメニューを求めたことが、これほどまでに輸入食品を普及させた要因でしょう。

人の生命・健康は生きていく目的であり、経済は生きていく手段にすぎないんですよね。

食の安全性を求め、NPOアグリツーリズム協会 の一員として、国内産食品（農産物）の消費拡大をどのように促進していくのか、考えどころです。

アグリビジネス・セミナー

東銀座にある ふるさと総研 を訪問しました。所長の玉田樹氏に、会社説明会でアグリビジネスについて講演をして頂けるよう、正式にお願いするためです。

アグリビジネス・セミナーと名付けた今回の会社説明会は、2月11日の建国記念日に開催。本来は休日ですが、快く講師を引き受けてくださって感謝です。よかった！

　*　*　* アグリビジネス・セミナー開催のお知らせ *　*　* 　

【開催】　2月11日（月）14時～

【場所】　東京ビッグサイト 703会議室

【講師】　株式会社ふるさと回帰総合政策研究所　所長　玉田 樹氏

予約は不要です。お気軽に、お出かけください。　詳細はこちら

　　　　　　　　　　　　　*　*　*　*　*　

安心した帰路、地下鉄一駅となりにある築地市場を散策しました。

世界的な和食ブームの影響で、近ごろは外国人見学者も多いとか。

場内を群れ飛ぶカモメを目にして、海が近いことをあらためて実感。

場外の商店街には、ライスアイランド製品を販売する問屋さんもあり、嬉しくなります。

写真は、もはや場外の観光スポットとなった、テリー伊藤さんのお兄さんが経営する卵焼き店です。