ライスアイランド ブログ

焙煎ブレンド雑穀

パンやお菓子にも 雑穀を手軽に使いたい！

ということで、試作を何度もくりかえし、焙煎ブレンド雑穀ができました。

今まで、パン屋さん向けの業務用大袋が中心でしたが、今後は、家庭用パッケージもご用意いたします。

焙煎してあるから、茹でたり炊いたりすることなく、ホットケーキにも そのままでＯＫ！

休日のブランチに、いががでしょう？

物流が徐々に動き始めました

東京など被災地以外のスーパーでも、お米が品薄になっています。

これは、震災の影響で物流システムが混乱し、補給がうまくいかないことが原因です。

お米は出荷できるの？

お米の在庫はあるの？　

お客様から、問い合わせをいただいています。

お米の在庫は、充分にあります。

当社のような民間企業にも、農協にも、政府にも。

平成５年の冷夏で米不足になった時とは異なり、むしろ米余り状態です。

前回、ブログを書いた時点では、運送会社が荷受けを中止していた 東日本向け物流が再開しています。

まずは、北海道へのフェリー便が動きはじめ、今は東北方面へも 発送ができます。

ただし、お届けできない地域が、まだまだあります。

たとえば、運送会社の秋田支店までは届くけれど、そこからは、お客様に支店まで受け取りに来ていただく・・・といったことも出てきそうです。

お米が足りない地域へ供給できるよう、微力ですが当社の精米工場は、フル稼働しています。

お米が足りない地域に届けられるよう、ガソリンや軽油が行きわたることを 願うばかりです。

冷え対策にカンタン「しょうが入り甘酒」

今朝の天気予報にも、雪マークが各地で見られました。

手足が冷えて寝つけないかも？ と感じる夜は、甘酒が効きます。

それも、体を温めるショウガ入り。

本来、甘酒は米コウジと米を 発酵させて作ります。

ですが、今回ご紹介する甘酒は、酒粕をお湯で溶くだけのカンタン甘酒。

味噌のようにペースト状になった酒粕が、便利です。

耐熱カップに スプーンで酒粕を移し、熱湯を注ぎ かき混ぜます。

そこに、すり下ろした生姜とハチミツ少々を 加えれば ＯＫ！

アルコール分を含むので、お酒に弱い方はご注意くださいね。

P.S.
昨年11月24日放送のＮＨＫ 『ためしてガッテン』 は、酒粕がテーマでした。

その番組で、酒粕の新しい効用を知りました。

１．酒粕成分のレジスタントプロテインはダイエット効果が期待できる。
２．酒粕には悪玉コレステロールを低下させる効果が期待できる。
３．酒粕は水溶性植物繊維が豊富で便秘改善に効果が期待できる。
４．酒粕は肌の保湿力を上げる効果が期待できる。

と、いいことづくめ。 詳しくはこちらで。 → 番組ＨＰ

あわぜんざい

浅草 梅園 さんの あわぜんざいです。

お店は、浅草 仲見世通りの すぐ西。

ペリーが黒船で来航し、吉田松陰が江戸傳馬町に投獄された 1854年（安政元年） 創業。

江戸時代の町人も 食べたスイーツ！ というわけです。

名前は 「あわぜんざい」 ですが、黄色い餅には、アワではなく キビが使われています。

キビは アワよりも 粒が大きく、日本のキビはモチ種が多く 食感が良いため、ぜんざいに適しています。

植物学的には、キビもアワも ともに 【イネ科 キビ亜科 キビ族】 までは同じ、さらに キビはキビ属、アワはアワ属 に分類されます。

家庭で簡単に作るには、キビを炊いて（おはぎ風に）つぶし、市販の こしあんを乗せれば できあがり。

少量パックの ちょこらミレット が、便利です。

伊藤さんの黒あずき

ライスアイランドの雑穀生産農家のお一人 伊藤正男さん の黒小豆です。

小豆の色といえば、赤味の強い茶色？

そう、アズキ色が常識。

でも、伊藤さんの黒小豆は、ツヤツヤ真っ黒です。

黒米・黒豆・黒ゴマは、黒い食品ならではの力を持っていますが、黒あずきも同じ。

それは、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種、アントシアニンです。

しかも、小豆は食物繊維がたっぷりで、女性のキレイの味方です！

これで、何を作ろうか・・・

赤飯・小豆粥・甘納豆・おはぎも浮かびましたが、今日は 「ぜんざい」 と 「きな粉」 にしました。

伊藤さんの黒小豆は 腹が割れにくく、サラッと濁りのない ぜんざい になります。

きな粉は、から炒りし、フードミルで粉にしました。

大豆のきな粉は 芳ばしい香りがしますが、黒小豆のきな粉は 甘い香りがします。

次は、皮の破れにくさを利用して、赤飯ならぬ黒飯 （おこわ） を 試してみます ☆

雑穀カフェ keats オープン



雑穀カフェ keats（キーツ） が、祐天寺にオープンしました。

生命力豊かな雑穀の力を、ライフスタイルに 広く活かす 提案型店舗です。

古い民家を改装したカフェで、趣があります。

雑穀を使った 食事とスイーツが、食べられます。

写真は、おすすめランチの雑穀と豆のサラダ。

ショップでは、あわ・ひえ・きび・キヌア・アマランサスなどの雑穀、農家直送の野菜、無添加の調味料などを 販売しています。

場所は、東急東横線 祐天寺駅 東口から 徒歩 5分。 駒沢通り沿いです。

お友達とのランチに、雑穀カフェは いかがでしょう？

ゆずのマーマレード

無農薬の柚子でマーマレードを作りました。

この柚子は、いただきもの。

同級生のトミちゃんが、郡上八幡で買ってきてくれました。

今日のマーマレードの作り方は、こんなふう。

皮は、苦みの出る白いワタを避けて剥き、できるだけ薄くスライス。

果汁も絞って、入れちゃいます。

種からペクチンが出てトロリとなるので、ガーゼに包み種も一緒に煮ます。

ラム酒たっぷり、甘味料はハチミツのみ。

かなり贅沢かも。

日曜の昼下がり、ひとり過ごす家の中に香りが広がりました。

ベトナム視察ツアー

ベトナム最大の都市、ホーチミンに来ています。

今回の目的は、ベトナムの経済情勢視察。

昨日は、下着メーカーの縫製工場と高圧・油圧ポンプメーカーの製造工場を見学しました。

両社ともに日本から進出し、ベトナムの人と共に、活気あふれる企業に成長しています。

活気は、街の中、ホテルの中、いたるところにあふれ、私まで気分が明るくなります。

その活気あふれるホテルで、毎朝、フォー（PHO）をいただきます。

街中のいたるところで PHO という看板を見かけ、レストランでも屋台でも、気軽に食べられます。

フォーは、米の麺。

日本の乾麺うどんを茹であげたくらいの太さで、コシはなく消化に良い柔らかさ。

澄んだ鶏がらスープに麺を入れ、好みで肉や野菜をトッピング。

今朝は、香菜（シャンツァイ）の代わりに、ライムを薬味にしました。

あっさり味で、胃もたれもなく、お気に入りのメニューです。

日本の麺は、うどんやラーメンなど、輸入にたよる小麦の麺が主流。

お米は、日本で 100パーセント自給可能な唯一の穀物です。

日本で、米の麺をもっと広めてみたいと思いました。

キビ入り芋ようかん

手作り “きび入り芋ようかん” です。

作ったのは、このブログに いつもコメントを寄せてくださるペンギンさん。 （もちろんハンドルネームです）

「（サツマイモを） 裏ごししたり・・・大変でしょ？」 と私。

「フードプロセッサー使うから、大丈夫！」 とペンギンさん。

キビ入りってことで、大喜びの私。

キビのプチプチ感が、しっとりと柔らかい芋羊羹のアクセントになっています。

スタッフとおやつにいただきました。

そういえば、レシピを教えてもらうのを忘れちゃった！

もう一つの差し入れ、これまた手作りの “イチゴのロールケーキ” も美味でした。

ペンギンさんに弟子入りを お願いしようかしら？ 

七草粥

一月七日の朝、無病息災を願い食べる七草がゆ。

七草とは 【 せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ 】 のこと。

七草は、全種類入りのパックをスーパーで調達しました。

昨夜のうちに、お米を研ぎ、塩ひとつまみを加え、全粥（米に対して水が 5倍）モードでタイマーセット。

今朝は、炊きあがるまでの間に、七草を湯がいて刻み、粥が炊きあがりを待って、混ぜ込みました。

炊き込む方法もありますが、七草を色鮮やかに仕上げたいから、私はあと混ぜ派。

お正月は、帰省した息子と同じメニューで、肉や揚げ物、お酒を毎日いただいてしまって・・・。

私のふだんの食事は、ゆるマクロなんですけどね～。

あっ、ゆるマクロというのは、ゆるやかなマクロビオティックという意味です。

素材の滋味あふれる七草粥で、ふだんの食事にリセットです。