アワ ・ ヒエ ・ キビ という農作物には、なじみがない人も多いことでしょう。
米や麦と区別して、アワ ・ ヒエ ・ キビは、雑穀と呼ばれていますが、雑穀って ちょっと偉いんです。
アワ ・ ヒエ ・ キビなどの雑穀は、古代文明のころから世界中で食べられ、人々の生命を支えてきました。
日本の場合、雑穀は 5,000年以上前から食べられており、稲が伝わってきたのは 3,000年前。
つまり、雑穀は お米を食べる前から、日本人の食料でした。
アワ ・ ヒエ ・ キビ の種まきは、5月中旬の今頃から始まります。
『アワ ・ ヒエ ・ キビの絵本』 には、大人も知らない雑穀の知識や育て方 ・ 食べ方が書いてあり、絵本だからとあなどれません。
雑穀のことを知りたい人に、オススメ本です。
ifia JAPAN 2010 に出展しています。
会場は、東京国際展示場ビッグサイト。
会期は、5月19日から21日まで。
今回の展示会は、食品素材・原料・サポート技術で、製品の 「おいしさ」 「健康」 「安全」 の向上を目指しています。
ライスアイランドは、サプライヤーとして食品メーカーを対象に、原材料を展示しました。
製菓 ・ 製パン用には、加工雑穀 ・ 大豆フレーク ・ キヌアパフ。
植物由来で安心の天然色素として、ムラサキイモ ・ かぼちゃ ・ 青のり ・ ビートなどの粉末です。
「日本の食」 が、消費者の健康志向を反映しているだけでなく、原料素材の機能性や安全性が向上していることを、会場全体を見て回り実感！
日本の食が 「安心・安全な食」 として、海外から高く評価されていることも納得できる展示会です。
ファベックス 2010 に、出展します。
会期は、明日４月７日（水）から ９日（金）まで。
場所は、東京ビッグサイト 東１～３ホールです。
ファベックスは、惣菜デリカ・弁当・中食・外食業界の業務用専門展。
ライスアイランド は、雑穀 萬珠（まんじゅ）をはじめ、業務用雑穀製品を ご紹介します。
雑穀 萬珠 は、キビ・タカキビ・アワを たっぷり配合した“ もっちり感 ”が特長。
ブレンドされている雑穀は、産地まで しっかりトレースができる 確かな品質。
価格は、業務用として使いやすい価格帯に 設定しました。
新しい食材が広まっていく 最初のきっかけは、中食や外食が多いとのこと。
初めての食材を家庭で使うには、ちょっとした勇気が必要。
初めての食材や料理は、中食や外食で体験してみて、それが好ましければ家庭に浸透し、クチコミで情報が広がり、人々に根付いていくのです。
雑穀 萬珠 が、業務用として使われることで、雑穀人口？も 増えそうです。
そういえば、Gulfood 2010 （2月 ドバイ開催） に出展し、ドバイの某日本料理店でも 雑穀 萬珠 が、使われることになりました。
私の “ ひとりごはん ” です。
黒米 と 白米 を 1 対 2 の割合で 炊きました。
初めて見る人は、色に驚きます。
濃い紫色の “ごはん” って インパクト大！
・・・ですよね。
これは、黒米 に含まれる色素 【 アントシアニン 】 によるもの。
アントシアニンは、ポリフェノールの一種で、抗酸化物質として 知られています。
身体は、活性酸素により酸化する（サビる）と、病気や老化が 起こりやすくなります。
アントシアニンには、身体の酸化を防ぎ、病気になりにくくしたり 老化を遅らせる 働きがあります。
黒米は、中国漢方の薬膳素材として 『本草網目』 にも 記載されています。
かつて、不老長寿を願った皇帝が、黒米を食べていたということです。
つまり、皇帝のアンチ・エイジング食。
身体が必要としている栄養素を バランスよく摂ることは、健康維持に欠かせないこと。
適度な もっちり感も好みで、食べ続けています。
えっ！ では、なぜ “ ひとりごはん ” なのかって？
家族が この色に引き気味、という 家庭内の事情で、、。
家族一緒の食事は、ありがとう十六穀 など別の 雑穀ごはん にしています。
「食べると、イカ墨パスタのように、口の周りが黒くならない？」 と 尋ねたのは友人。
黒くはなりませんから、ご安心を！
フェアトレードとは、アジア・アフリカ・中南米などの社会的・経済的に立場の弱い人びとに、仕事の機会を提供し公正な対価を支払うことで、自立と生活改善向上を目指し支援する取り組みです。
企業がフェアトレードをすれば、そのまま新しい社会貢献事業につながります。
この取り組みに参画するため、私達は一年前から準備を進めてきました。
そして、このたび FLO から、キヌアのフェアトレード認証が与えられました。
キヌアでは、日本初だそうです。
ライスアイランド のフェアトレード・キヌアは、南米ボリビア産。
ボリビアでの契約から輸入まで、すべてライスアイランドが行います。
写真の荷姿で、遙かボリビアから日本へ運ばれてきました。
キヌアとは、南米アンデス地方で紀元前から栽培されてきた穀物。
その栄養バランスの良さから、NASA （米国航空宇宙局） は 「21世紀のスーパー穀物」 と発表し、宇宙食候補として検討されました。
それをきっかけに、欧米諸国では自然食品として注目されています。
ちなみに、ボリビアの GDP（国内総生産）は世界 101位、一人当たりのGDPは1,342（USドル）で世界122位。 【データ IMF 2007】
フェアトレードを通じて、ボリビアの生産者には生活改善と自立を、日本の消費者には100％トレースがとれる安心・安全なキヌアを提供します。
フェアトレードの取り組みに賛同してもらえましたか？
これから、取扱店を募集します。
多くの人びとに、フェアトレード・キヌアを食べていただきたい！ と思っています ☆
手作り “きび入り芋ようかん” です。
作ったのは、このブログに いつもコメントを寄せてくださるペンギンさん。 （もちろんハンドルネームです）
「（サツマイモを） 裏ごししたり・・・大変でしょ？」 と私。
「フードプロセッサー使うから、大丈夫！」 とペンギンさん。
キビ入りってことで、大喜びの私。
キビのプチプチ感が、しっとりと柔らかい芋羊羹のアクセントになっています。
スタッフとおやつにいただきました。
そういえば、レシピを教えてもらうのを忘れちゃった！
もう一つの差し入れ、これまた手作りの “イチゴのロールケーキ” も美味でした。
ペンギンさんに弟子入りを お願いしようかしら？
3月2日～5日 幕張メッセで開催された フーデックス・ジャパン2010 に出展しました。
「食」 の展示会としては、アジア最大級。
世界中から 2,000社の出展があり、来場者数は 10万人超。
来場者は、小売業のバイヤー・商社・卸・メーカー・外食サービス業・ホテル業などに携わるビジネスパーソンです。
ライスアイランドが、雑穀をフーデックスに出展するようになって、今回は10回目。
会社もスタッフも、回を重ねるごとに成長！
フーデックス会場を定点観測の場として、10年をふり返る機会となりました。
上の写真は、少量から手軽に使える 「ちょこらミレット」 シリーズ。
100種類以上の豊富な品揃えの中から、お店に合った穀物を選んでいただけます。
例年同様、十六雑穀米の PB （プライベートブランド） を OEM （受託製造）する依頼もいただきました。
なかでも 「ぽんせん製造機」 は、今年一番人気。
これも、ライスアイランドの商品です。
満月のようなポンせんが、目の前で次々と飛び出す動きの楽しさに人だかり。
その、できたてアツアツのポンせん （フェアトレードのキヌア入り） に、チョコレートファウンテンでチョコを掛け、試食品としてお配りしました。
あまりの美味しさに？自社スタッフの試食量は、試食を超えた域！
私も、チョコぽんせん、食べ過ぎました。 
東急東横店の 渋６組 に、NHK 『東京カワイイTV』 の取材が入りました。
その週は、 ミレットフェアと題し NEWSCHEF さんで、ライスアイランドの雑穀ブレンド三種を使った ミレットメニューを販売。
そのようすも、取材されました。
放映予定日は、11月14日（土）です。
カットされないといいな～。
ちなみに、ミレットフェアの雑穀ブレンドは、「五臓六腑機能アップブレンド」 「おなか軽いブレンド」 「うるおいブレンド」 でした。
すべて、有楽町の 農ｓショップ にて、お求めいただけます。
北海道上川郡和寒（わっさむ）町に来ています。
和寒町 は、カボチャの作付面積が日本一。
この季節、カボチャと言えばハロウィン。
JR 和寒駅前では、ジャック・オ・ランタンの飾り付けが風に揺れています。
和寒あわ部会 の 山口貴裕さんと駅前で待ち合わせ、収穫直前のヒエとアワの畑に、車で案内していただきました。
見渡すかぎり広がる畑。
車窓を流れるキャベツ畑や小麦畑は、パッチワークのようです。
まずは、東さんの ヒエ畑に到着。
よく育ったヒエは、背の高さ以上に伸びています。
株はしっかりと根を張り、北の大地の強風に耐えて立っています。
今夏の北海道は、雨が多く日照不足と低温の日々が続きました。
北海道農政部は、天候不順による農業被害見込額を 595億円（10月21日付）と発表しています。
天候不順の影響を受けたのは、稲をはじめ麦などの穀物 ・ タマネギやジャガイモなどの野菜等々。
幅広い作物が、減収や品質低下となりました。
この地域特産のソバも例外ではありません。
そんな状況下にありながら、アワは驚くほど豊作。
山口さんのことばを借りれば、完璧！
広いアワ畑で、びっしりと実をつけたアワ穂が揺れるさまは、壮観そのものです。
穂の長さは、20cm 超。
これは、美味しい料理になりそう。
ちなみに、 ヒエ と アワ は、ともに無農薬栽培です。
雨にも風にも寒さにも耐えて実を結ぶ雑穀。
雑穀の強さを和寒町で再認識しました。
午前便で、セントレア空港（名古屋）から女満別空港へ飛びました。
今回の出張は、お客様訪問と産地視察が目的。
最初の訪問先は、北海道網走郡美幌町の米夢館さんです。
お米屋さんですが、手作りスイーツの製造販売もしています。
社長の向さんは、研究熱心でアクティブな女性。
最近こそ、米粉を使ったケーキやパンが各地で市販されるようになりました。
しかし、向さんは十年以上前から米粉でケーキを作ってきました。
ひとくちに米粉と言っても白米ではなく、黒米や赤米が中心。
黒いスポンジと白いホイップクリームのコントラストが効いたロールケーキ、黒米・赤米のシフォンケーキ、ガトーショコラ、クッキー、マカロン。
すべて米粉が使われています。
ぜ～んぶ 試食させていただきました。
どれも美味しいのですが、特に黒米ロールケーキはもっちり感とあっさり感が同居、しかも甘すぎず何個でも食べられそうで気に入りました。
ガトーショコラも生チョコの風味がとろけるようで、絶品！
黒米と赤米のおはぎ 「夢ぼたん」 も美味しくいただきました。
（あきらかに食べ過ぎ・・・） 
美幌の米夢館さんは遠いのですが、各地の北海道物産展で販売することもあります。
27日までは JR 名古屋高島屋、27～来月3日は京都高島屋、各催事場で米粉スイーツを販売。
お近くにお越しの際は、是非 お試しください。